◎
環境局長(
玉木有紀子君) 4月1日付で
環境局長を拝命いたしました玉木でございます。どうぞよろしく
お願いをいたします。(
拍手)
○
議長(
佐藤純君) 次に、
防災局長原直人君を御紹介いたします。
原直人君。 〔
防災局長原直人君
登壇〕
◎
防災局長(
原直人君) 4月1日付で
防災局長を拝命いたしました原でございます。どうぞよろしく
お願いいたします。(
拍手)
○
議長(
佐藤純君) 次に、
産業労働部長金井健一君を御紹介いたします。
金井健一君。 〔
産業労働部長金井健一君
登壇〕
◎
産業労働部長(
金井健一君) 4月1日付で
産業労働部長を拝命いたしました
金井です。どうぞよろしく
お願いいたします。(
拍手)
○
議長(
佐藤純君) 次に、
会計管理者兼
出納局長太田勇二君を御紹介いたします。
太田勇二君。 〔
会計管理者兼
出納局長太田勇二君
登壇〕
◎
会計管理者兼
出納局長(
太田勇二君) 4月1日付で
会計管理者兼
出納局長を拝命いたしました
太田でございます。よろしく
お願いいたします。(
拍手)
○
議長(
佐藤純君) 次に、
人事委員会事務局長遠山隆君を御紹介いたします。
遠山隆君。 〔
人事委員会事務局長遠山隆君
登壇〕
◎
人事委員会事務局長(
遠山隆君) 4月1日付で
人事委員会事務局長を拝命いたしました
遠山でございます。どうぞよろしく
お願いいたします。(
拍手) ――――――――☆――――――――
△
補欠議員の
常任委員会及び
特別委員会委員の
選任報告
○
議長(
佐藤純君) 次に、
補欠議員の
常任委員会委員及び
特別委員会委員の選任について
報告いたします。
新潟県議会委員会条例第4条第1項ただし書の
規定により、
議長において、6月6日、
堀勝重君を
建設公安委員会委員及び
人口減少問題対策特別委員会委員に指名いたしましたので、御
報告いたします。 ――
――――――☆――――――――
△
議員の派遣の
決定報告
○
議長(
佐藤純君) 次に、
議員の派遣の決定について、
報告いたします。
新潟県議会会議規則第163条第1項ただし書の
規定により、
議長において、
諸君のお手元に配付の
報告書のとおり、
議員の派遣を決定いたしましたので、御
報告いたします。 〔
報告書は付録に
掲載〕 ――――――――☆――――――――
△諸般の
報告
○
議長(
佐藤純君) 次に、諸般の
報告をいたします。 まず、
地方自治法第199条第9項の
規定により、
監査委員から、
自治研修所等に関する監査結果
報告がありました。 次に、
地方自治法第252条の37第5項の
規定により、
包括外部監査人から、
令和3年度
包括外部監査の結果
報告がありました。 次に、
地方自治法第180条第2項の
規定により、
知事から、次年度以降にわたる
賃貸借契約の締結並びに
損害賠償額の決定及び和解について専決処分した旨、
報告がありました。 次に、
地方自治法施行令第145条第1項、第146条第2項及び第150条第3項の
規定により、
知事から
令和3
年度新潟県
一般会計予算等を繰り越した旨、
報告がありました。 次に、
地方公営企業法第26条第3項及び同
法施行令第18条の2第1項の
規定により、
知事から
令和3
年度新潟県
電気事業会計予算等、
令和3
年度新潟県
工業用水道事業会計予算、
令和3
年度新潟県
工業用地造成事業会計予算、
令和3
年度新潟県
病院事業会計予算等、
令和3
年度新潟県
基幹病院事業会計予算等、
令和3
年度新潟県
流域下水道事業会計予算を繰り越した旨、
報告がありました。 次に、2月
定例会において採択し、
知事に送付いたしました請願の処理の経過及び結果について
報告がありました。 以上の
報告については、それぞれ
諸君のお手元に配付いたしておきました。併せて御了承願います。 〔
報告書は付録及び別冊に
掲載〕 ――――――――☆――――――――
△
日程第1
会議録署名議員の選任
○
議長(
佐藤純君)
日程第1、
会議録署名議員の選任を行います。 先例により5人と定め、
議長の指名により決したいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤純君) 御
異議なしと認めます。よって、
議長は 小 山 大 志 君 松 原 良 道 君 宮 崎 悦 男 君 長 部 登 君 飯 野 晋 君を指名いたします。 ――
――――――☆――――――――
△
日程第2
議席の
変更及び
補欠議員の
議席の
指定
○
議長(
佐藤純君)
日程第2、
議席の
変更及び
補欠議員の
議席の
指定についてを議題といたします。 お諮りいたします。
議長において、
議席の一部を
変更し、
堀勝重君の
議席を
指定いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤純君) 御
異議なしと認めます。よって、
議長は、
諸君のお手元に配付の
議席表のとおり
渡辺和光君ほか1名の
議席を
変更し、
堀勝重君の
議席を
指定いたします。 〔
議席表は付録に
掲載〕 ――――――――☆――――――――
△
日程第3 会期の
変更
○
議長(
佐藤純君)
日程第3、会期の
変更についてを議題といたします。 お諮りいたします。
新潟県議会会議規則第5条第1項ただし書の
規定により、今
定例会の会期を8月2日までの22日間といたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤純君) 御
異議なしと認めます。よって、会期は22日間と決しました。 ――
――――――☆――――――――
△
日程第4 永年
在職議員の
表彰
○
議長(
佐藤純君)
日程第4、永年
在職議員の
表彰についてを議題といたします。 まず、本
県議会議員として在職35年に達せられた
渡辺惇夫君に対し、先例により本
議会の
決議をもって、その多年の
功労を
表彰し、
表彰状とともに
記念品を贈呈いたしたいと思います。 特に敬意を表するため、
起立により御
賛成を願いたいと思います。
渡辺惇夫君を
表彰するに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
佐藤純君)
総員起立。よって、さよう決しました。 なお、
表彰状及び
記念品につきましては、
議長に御一任願います。 引き続いて
表彰を行います。
◎
議会事務局長(
加茂辰也君)
渡辺惇夫君。 〔
渡辺惇夫君
登壇〕
○
議長(
佐藤純君) 表 彰 状
新潟県議会議員 渡辺惇夫君 君は本
県議会議員としてその職にあること35年に及び常に
県政のために力を尽くされました。本
県議会は君の永年の
功労に対しここに
決議をもって
表彰いたします。
令和4年7月12日 新 潟 県 議 会 〔
表彰状、
記念品贈呈〕(
拍手)
○
議長(
佐藤純君) 次に、本
県議会議員として在職15年に達せられた
横尾幸秀君、
皆川雄二君、
冨樫一成君、
楡井辰雄君、
小島隆君、
小島義徳君、前
議員小林一大君に対し、先例により本
議会の
決議をもって、その多年の
功労を
表彰し、
表彰状とともに
記念品を贈呈いたしたいと思います。 特に敬意を表するため、これより順次
起立により御
賛成を願いたいと思います。 まず、
横尾幸秀君を
表彰するに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
佐藤純君)
総員起立。よって、さよう決しました。 次に、
皆川雄二君を
表彰するに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
佐藤純君)
総員起立。よって、さよう決しました。 次に、
冨樫一成君を
表彰するに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
佐藤純君)
総員起立。よって、さよう決しました。 次に、
楡井辰雄君を
表彰するに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
佐藤純君)
総員起立。よって、さよう決しました。 次に、
小島隆君を
表彰するに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
佐藤純君)
総員起立。よって、さよう決しました。 次に、
小島義徳君を
表彰するに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
佐藤純君)
総員起立。よって、さよう決しました。 次に、前
議員小林一大君を
表彰するに
賛成の
諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
佐藤純君)
総員起立。よって、さよう決しました。 なお、
表彰状及び
記念品につきましては、
議長に御一任願います。 引き続いて
表彰を行います。
◎
議会事務局長(
加茂辰也君)
横尾幸秀君。 〔
横尾幸秀君
登壇〕
○
議長(
佐藤純君) 表 彰 状
新潟県議会議員 横尾幸秀君 君は本
県議会議員としてその職にあること15年に及び常に
県政のために力を尽くされました。本
県議会は君の永年の
功労に対しここに
決議をもって
表彰いたします。
令和4年7月12日 新 潟 県 議 会 〔
表彰状、
記念品贈呈〕(
拍手)
◎
議会事務局長(
加茂辰也君)
皆川雄二君。 〔
皆川雄二君
登壇〕
○
議長(
佐藤純君) 表 彰 状
新潟県議会議員 皆川雄二君 君は本
県議会議員としてその職にあること15年に及び常に
県政のために力を尽くされました。本
県議会は君の永年の
功労に対しここに
決議をもって
表彰いたします。
令和4年7月12日 新 潟 県 議 会 〔
表彰状、
記念品贈呈〕(
拍手)
◎
議会事務局長(
加茂辰也君)
冨樫一成君。 〔
冨樫一成君
登壇〕
○
議長(
佐藤純君) 表 彰 状
新潟県議会議員 冨樫一成君 君は本
県議会議員としてその職にあること15年に及び常に
県政のために力を尽くされました。本
県議会は君の永年の
功労に対しここに
決議をもって
表彰いたします。
令和4年7月12日 新 潟 県 議 会 〔
表彰状、
記念品贈呈〕(
拍手)
◎
議会事務局長(
加茂辰也君)
楡井辰雄君。 〔
楡井辰雄君
登壇〕
○
議長(
佐藤純君) 表 彰 状
新潟県議会議員 楡井辰雄君 君は本
県議会議員としてその職にあること15年に及び常に
県政のために力を尽くされました。本
県議会は君の永年の
功労に対しここに
決議をもって
表彰いたします。
令和4年7月12日 新 潟 県 議 会 〔
表彰状、
記念品贈呈〕(
拍手)
◎
議会事務局長(
加茂辰也君)
小島隆君。 〔
小島隆君
登壇〕
○
議長(
佐藤純君) 表 彰 状
新潟県議会議員 小島隆君 君は本
県議会議員としてその職にあること15年に及び常に
県政のために力を尽くされました。本
県議会は君の永年の
功労に対しここに
決議をもって
表彰いたします。
令和4年7月12日 新 潟 県 議 会 〔
表彰状、
記念品贈呈〕(
拍手)
◎
議会事務局長(
加茂辰也君)
小島義徳君。 〔
小島義徳君
登壇〕
○
議長(
佐藤純君) 表 彰 状
新潟県議会議員 小島義徳君 君は本
県議会議員としてその職にあること15年に及び常に
県政のために力を尽くされました。本
県議会は君の永年の
功労に対しここに
決議をもって
表彰いたします。
令和4年7月12日 新 潟 県 議 会 〔
表彰状、
記念品贈呈〕(
拍手)
○
議長(
佐藤純君) なお、前
議員小林一大君の
表彰状及び
記念品につきましては、後日、
議長より伝達いたしたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。 受彰者の挨拶
○
議長(
佐藤純君) ただいま受彰されました
議員を代表して
渡辺惇夫君から発言を求められておりますので、この際これを許します。
渡辺惇夫君。 〔
渡辺惇夫君
登壇〕
◆
渡辺惇夫君
新潟市東区
選挙区選出、
自由民主党の
渡辺惇夫でございます。 まず、冒頭でありますが、
皆様御承知のように、つい先日、7月8日でありますけれども、
安倍晋三元総理が遊説中に不幸にも凶弾に倒れられ、亡くなられました。これまでの長い間の多大な御功績に敬意を表させていただくとともに、謹んで哀悼の誠をささげ、心から御冥福をお祈り申し上げる次第であります。 それでは、御指名でございますので、私から永年
在職議員の被
表彰者を代表して、心からなる感謝とお礼の御挨拶を申し述べさせていただきたいと思います。 ただいまは、歴史と伝統のあるこの
県議会本
会議場におきまして、私を含め8名の
議員が、
決議をもって、それぞれ永年
在職議員の
表彰を受けることができました。私どもにとりましては、この上ない身に余る光栄に存じているところでございます。誠にありがとうございました。 顧みますと、私どもそれぞれが今日までの長い間、本
県議会議員を務めさせていただき、その活動を続けてくることができましたのは、ひとえに先輩、同僚の
議員の
皆様をはじめ多くの
議員の
皆様方、そして私の場合は、かつての君
知事をはじめとして、現在の
花角知事に至るまでの6代にわたる歴代の
知事や多くの
県庁職員の
皆様方、さらには私どもの
政治活動を支え、応援してくださった多くの
地元選挙区の
皆様方の御指導と御鞭撻、御協力のおかげであります。ここに改めて、それらの
皆様方に厚く御礼申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。 私ごとになりますけれども、今、これまでの35年間を振り返りますと、私が初めて本
県議会議員に当選させていただきましたのが昭和62年4月の
統一選挙でございました。その
選挙で
議席を得ました同期の
議員は、私
ども自由民主党の
議員8名を含めて総勢16名であったと記憶をいたしております。しかし、現在は私ただ一人となりました。誠に感慨無量のものがございます。 思い起こせば、これまでの長い間、
議員の
皆様をはじめ多くの
皆様と共に、
県政の場において、いろいろな問題と、そして課題に向き合ってまいりましたが、その都度、私なりにではありますけれども、懸命な努力でそれを一つ一つ乗り越えて、そして、よりよい
県政を目指して頑張ってまいってきたところでございます。 そのような中で私も
県議会議員の一員として、仲間として参加させていただくことができましたことは、今思えば、この上ない幸せでございました。 しかし、
皆様も御承知のように、今日においてもなお、取り組まなければならない様々な難しい困難な問題や、解決しなければならない課題が山積いたしております。これらの案件に対しましても、今まで私どもが自分なりに培い、そして学んだ知識と経験を基に、
県勢発展のためはもちろんでございますけれども、全ての県民が、この
新潟県に生まれてよかった、そして生活して、暮らして本当に幸せであったと言えるような
新潟県づくりに向けて、これからも努力し、微力を尽くしてまいりたいと、今、改めて決意を新たにしておるところでございます。 最後になりましたけれども、今日この本
会議場にお集まりの
皆様方のますますの御活躍と御健勝をお祈りするとともに、本日
表彰を受けました私どもは、今後もさらに懸命な努力を重ね、
県勢発展のために頑張ってまいりますので、旧に倍しての御指導、御鞭撻を賜りますように心から
お願いをさせていただきます。 以上、誠に粗辞でありましたけれども、御礼の御挨拶に代えさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。(
拍手) ――――――――☆――――――――
△
日程第5
議会運営委員会委員定数の
変更
○
議長(
佐藤純君)
日程第5、
議会運営委員会委員定数の
変更についてを議題といたします。 お諮りいたします。
新潟県議会運営委員会条例第3条の
規定により、
議長は、
議会運営委員会の
委員定数11名を10名に
変更いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤純君) 御
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ――
――――――☆――――――――
△
日程第6 第80
号議案から第95
号議案まで
○
議長(
佐藤純君)
日程第6、第80
号議案から第95
号議案までを一括して議題といたします。
提出者の説明を求めます。
花角知事。 〔
知事花角英世君
登壇〕
◎
知事(
花角英世君)
令和4年6月
定例県議会の開会に当たり、前
議会以降の
県政の主な動きと、提案いたしております議案の概要を御説明申し上げ、
議員各位並びに県民の
皆様の御理解と御協力を
お願い申し上げます。 ただいま上程いたしました議案の御説明の前に、
知事として2期目の就任をさせていただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。 さきの
知事選挙におきまして、県民の
皆様からの御信任を得て、引き続き
新潟県知事として
県政を担当させていただくことになりました。 いただいた期待の大きさと課せられた職責の重さに身の引き締まる思いです。
知事として県民の
皆様の幸せのために、全力で職務に当たってまいる所存であります。これまでの経験や人のつながりを最大限に生かしながら、県民最優先の
県政の実現に取り組んでまいります。 私は、県民の
皆様の安全と安心を確保することを第一に、暮らしやすい、活力のある
新潟をつくり、
新潟に住んでいることを誇りに思い、また多くの国内外の方が
新潟に魅力を感じて来ていただける、住んでよし、訪れてよしの
新潟県を目指してまいりたいと考えております。
新潟県が若者や女性などに魅力のある働く場として、起業・創業や農業分野の園芸など新しいことに挑戦できる場として、そして、国内外の観光客など多くの方々から訪れる場として選ばれるよう取り組んでまいります。 また、防災・減災対策に力を入れ、医療や福祉のセーフティーネットを充実させ、子育て環境もしっかりと整え、安全・安心に住み続けられる地域をつくってまいります。 県民の
皆様との対話を重ね、
県政のパートナーである市町村としっかりと連携し、国や他県とも確かな協力関係を築きながら、一つ一つ課題の解決に向けて取り組んでまいります。
県議会議員の
皆様、そして県民の
皆様の御理解と御協力を賜りますよう、心から
お願いを申し上げます。 続きまして、現下の原油価格、物価高騰対策等について御説明申し上げます。 本県経済は、緩やかに持ち直しているものの、新型コロナウイルス感染症による影響が継続する中で、原油価格・物価高騰の影響などにより、一部で厳しい状況にあるものと認識しております。 このため、生活に大きな影響を受けている方々や、十分な価格転嫁ができず事業継続が困難となっている事業者等に対して、国の総合緊急対策等と併せ、市町村と連携し速やかにきめ細かな支援を行ってまいります。 まず、生活に大きな影響を受けている方々には、市町村が実施する給付金等の支援に係る経費を県が補助することで、市町村と連携し、地域の実情に即した支援を行ってまいります。 また、原油・原材料価格高騰等の影響を受ける県内中小企業等の資金繰りや設備投資を支援するため、セーフティーネット資金に新たに粗利益の減少にも対応した融資枠を設定するとともに、保証料を補助し、県内事業者の事業活動を支援してまいります。 さらに、燃料油価格の高騰により大きな影響を受けたバス、タクシー、トラック事業者等の経費の一部を補助することにより、安全・安心な運行に向けた取組を支援してまいります。 また、新型コロナウイルス感染症拡大や物価高騰等の影響により、他の産業に比べ景況感の低い飲食関連事業者を支援し、農林水産物の消費拡大につなげるため、
新潟県版のGo To イート事業を展開し、地域経済の活性化を図ってまいります。 加えて、事業者における省エネ対策は、原油・原材料価格高騰等に対応するとともに、脱炭素社会への転換にも資することから、この機を捉え機運を盛り上げていく必要があります。 このため、県内中小企業等が行う、省エネルギー設備の導入への支援を拡充するとともに、国の基準よりも断熱性能を高めた
新潟県版雪国型ZEHの普及を図るため、モデルハウスや県産木材を活用したモニターハウスの整備を支援し、データ収集と有効性のPRを行ってまいります。 これらの原油価格・物価高騰への対応は緊急を要することから専決処分を行ったほか、本
定例会で補正予算案をお諮りしているところであります。今後も県内の経済動向等を見極めながら、適宜必要な対策を検討してまいります。 次に、新型コロナウイルス対策についてです。 3月6日にまん延防止等重点措置が終了した後、4月中旬には新規感染者数が過去最多を更新するなど増加が見られたものの、オミクロン株の特性や、県による入院調整等により、医療への負荷を抑えることができ、病床使用率は低い水準で推移しております。 また、ワクチン接種については、市町村と連携した取組により、3回目の接種率は、全国トップクラスとなっていますが、6月からは商業施設周辺にワクチン接種加速化センターを設置し、若い世代や勤労世代の接種促進に取り組んでいるところです。 こうした取組に加え、県民の
皆様が基本的感染防止対策にしっかり取り組んでいただいた結果、人口10万人当たりの感染者数も全国最少レベルとなっております。 直近の感染状況につきましては、全国的に上昇傾向に転じていることから、60歳以上の方などの4回目ワクチン接種や、若い世代の方の接種を促し、さらなる接種率の向上を図るとともに、感染状況を注視しつつ、引き続き、国や市町村と連携し、県民の安全・安心を確保できるよう全力で取り組んでまいります。 続いて、その他の本県の主要課題について、順次御説明いたします。 第1点目は、脱炭素社会への転換についてです。 2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標を達成するためには、脱炭素化の取組を加速させていく必要があります。 本年4月、佐渡市が、本県と共同提案していた事業計画に基づき、国から脱炭素先行地域に選定されました。 自然エネルギーの島構想の実現に向けて、離島地域における自立分散・再生可能エネルギー導入の取組を計画的に進めてまいります。 本
定例会においては、県として、佐渡市または粟島浦村に事業所を置く事業者を対象に、太陽光発電設備の整備や、これらの設備から供給される電気を用いた電気自動車の導入を支援する予算案をお諮りしているところです。 また、脱炭素化を本県にとっての成長の機会と捉え、産業と地域の活性化につなげていくことが必要です。 本年3月には、エネルギー関連産業や化学産業、パイプラインなどのインフラが集積する本県の特徴を生かし、二酸化炭素の回収や活用などによりカーボンリサイクル素材製造産業等の創造を目指す、CCUSハブ&クラスター拠点開発構想を策定しました。二酸化炭素の有効活用は脱炭素社会の実現への鍵となることから、先般、国に対し、構想の実現に向けた支援を要望したところであり、関係者と連携して取組を進めてまいります。 洋上風力発電の推進については、村上市及び胎内市沖における協
議会が先般開催され、促進区域として
指定することに異存なしとの意見が取りまとめられました。今後、国から促進区域として速やかに
指定され、漁業や地域と共生した導入が図られるよう取り組んでまいります。 また、促進区域の
指定と併せて、
新潟東港を洋上風力発電設備の設置などの拠点となる基地港湾とするよう国に要望したところです。こうした基盤整備を通じて、日本海側における洋上風力発電の実現に貢献してまいりたいと考えております。 第2点目は、デジタル化の推進についてです。 県民の利便性向上や職員の業務効率化のため、本年4月から新たな電子申請システムと窓口でのキャッシュレス決済を導入し、運用範囲の拡大を進めております。また、県庁におけるデジタル改革を加速するため、公文書管理システムやペーパーレス
会議システムの導入、庁内ネットワークの無線化などのモバイル環境整備を一挙に進め、順次運用を開始してきたところです。 これらの基盤を最大限活用し、ペーパーレス化やテレワークなどを推進するほか、情報システムの最適化の取組を通じて、県庁の業務について抜本的な見直しを進め、県民や事業者の一層の利便性向上と、効率的で質の高い行政サービスの提供に向けて取組を進めてまいります。 また、マイナンバーカードの取得に向けた取組も強化してまいります。マイナンバーカードは、デジタル社会の基盤となるツールであり、県民の利便性の確保と、公平で効率的な行政の構築のために必要不可欠です。 本県においても、先日策定した
新潟県マイナンバーカード取得拡大アクションプランに基づき、カード取得のメリットや安全性等についての効果的な広報や、カードを取得した方に対するインセンティブの付与などの普及促進策を、幅広い関係者による密接な連携の下で実施してまいります。 第3点目は、原子力防災対策の推進についてです。 原子力防災訓練については、今年度も条件を変えながら様々な想定や避難手段による多様な訓練を実施したいと思います。また、例年どおり、秋には住民が参加する総合訓練を昨年より規模を拡大して実施する予定であり、ICTも活用した避難の円滑化に一層取り組むなど、原子力災害時における対応力のさらなる向上を図ってまいります。 原子力災害発生時の避難に際して、安定ヨウ素剤の服用が円滑に行えるよう、新たに、発電所からおおむね5キロメートルから30キロメートル圏内のUPZ内にお住まいで希望する方に対して、安定ヨウ素剤を事前配布することといたしました。現在、柏崎市において実施しているところであり、他の市町においても順次取り組んでまいります。 また、原発事故に関する3つの検証については、引き続き、着実に進めてまいります。 第4点目は、持続可能で質の高い医療提供体制の構築についてです。 県では、将来にわたって持続可能で質の高い医療提供体制の構築に向け、昨年4月に策定した本県の地域医療構想のグランドデザインに沿って、国の重点支援区域などの制度も積極的に活用しながら、各圏域で議論を重ねているところです。 今年秋をめどに、多種多様な在り方が想定される地域に密着する病院の役割や機能の方向性をより明確化し、議論をさらに加速させてまいります。 また、
令和6年度から始まる医師の働き方改革への対応に向け、県内全病院と情報共有を行う連絡会のほか、病院や大学、医師会等の関係者で対応策を検討する実務検討会を開催したところであり、働き方改革に対応できる医療提供体制の在り方について、引き続き検討を進めてまいります。 こうした医療の提供を支えるためには、医療人材の確保が不可欠です。このため、医師確保に向けて、医学部地域枠を大幅に拡大したほか、臨床研修病院における魅力向上の取組等により今年度の研修医は昨年度より21名増加の125名となりました。 医師不足の解消には、制度的対応など国でなければできないことも多いことから、地域医療介護総合確保基金の重点配分など、実効性のある偏在対策につながる抜本的な制度改革の実現に向けて、引き続き、地域医療を担う医師の確保を目指す
知事の会等を通じて、国に働きかけてまいります。 次に、県央医療圏の再編についてであります。
令和5年度中の開院を目指す県央基幹病院については、現在、開院時の円滑な医療提供体制の構築に向けて、統合病院である燕労災病院において救急医療体制の段階的な拡充などを進めているところです。今年度に入ってからは救急搬送の受入れや手術の件数が大幅に増加するなど、開院に向けた準備が着実に進んでおります。 また、医師・看護師など医療スタッフの確保についても、オンライン海外留学支援制度の創設や、SNSを積極的に活用した県央基幹病院の魅力発信など、様々な手法を用いて取り組んでおり、引き続き
指定管理者である
新潟県済生会と連携しながら、開院準備を着実に進めてまいります。 また、県央基幹病院開院後、地域密着型病院としての機能を担う県立加茂病院及び吉田病院については、本
議会において、
指定管理者の
指定についてお諮りしております。今後、両病院が県央地域医療構想調整
会議で合意された役割を適切に果たすことができるよう、
指定管理者との協議等を着実に進めてまいります。 将来にわたって安心して医療を受けられる、持続可能で質の高い医療提供体制を整備していくためには、住民の
皆様の理解と協力が重要であり、今後も、地元市町村や医師会等の関係者と連携しながら、様々な機会を捉えて、分かりやすい情報発信に努めてまいります。 第5点目は、子育てしやすい社会づくりについてです。 本県の
令和3年の人口動態の自然減は、これまで過去最大であった
令和元年を上回る約1万8,100人の減となったところであり、少子化対策はまさに喫緊の課題として、結婚支援や子育て支援などにしっかりと取り組んでいく必要があるものと認識をしております。特に本県は、女性の就業率が高く、共働き率も全国上位にあることから、働きながら子育てしやすい環境の充実が求められています。 このため、このほど、日本青年
会議所が提唱する、子供を産み育てやすい社会の実現に向けた運動であるベビーファースト運動に、本県としても参画することとし、先般、子育てしやすい社会を目指す活動宣言をいたしました。 本県は、保育所等の待機児童はゼロ、地域子育て支援拠点数は4歳以下人口1,000人当たり全国1位であるなど、子育てを支える環境づくりを進めているところでありますが、引き続き、県内企業や関係団体、市町村等と連携を深めながら、職場、保育、家庭、地域それぞれで子育てを支える社会づくりをしっかりと進めてまいります。 第6点目は、活力ある産業の育成についてです。 県では、挑戦する人や企業に選ばれる
新潟の実現に向けて、仮称でありますが、にいがた産業ビジョンを策定することとし、先般、第1回目の検討委員会を開催いたしました。2030年の本県産業のあるべき未来像や、その実現に向けて今後県が展開すべき産業政策などにつき、助言・意見をいただきながら、本年度内に策定してまいります。 また、チャレンジする場として選ばれる
新潟を実現させるためには、
新潟発で高成長を遂げるロールモデルとなる企業の発掘や、起業・創業に取り組みやすい環境の整備が重要です。県では、将来有望なスタートアップ企業J-Startup NIIGATAの追加選定に向けた作業を開始いたしました。 今
定例会にも、企業版ふるさと納税を活用した民間スタートアップ拠点へのメンター派遣に関連する予算案をお諮りしているところであり、今後も、高成長なスタートアップの発掘や伴走支援に係る官民連携の支援体制を充実させ、起業・創業を積極的に推進してまいります。 また、本県経済の活力を向上させるためには、地域に根差した産業の振興も重要です。本県には地域の歴史と風土に育まれ、生活の中で受け継がれてきた工芸品が数多くあります。新たに創設した本県独自の伝統工芸品
指定制度では、5月に、11品目を初めて
指定いたしました。今後も本県のすばらしい魅力の一つとして、積極的に発信するとともに、持続的な発展につながるよう支援してまいります。 本県を代表するブランドの一つである
新潟清酒の輸出量は、2021年、過去2番目に高い水準となりました。新型コロナウイルス感染症の影響による落ち込みからの大幅な回復は、酒造関係者の努力のたまものと考えております。 本県の風土と文化によって育まれてきた
新潟清酒を、海外の方にもより堪能していただけるよう、先般、私自身もセールスプロモーションに参加したところであり、引き続き、業界と連携して積極的に輸出を促進してまいります。 次に、付加価値の高い持続可能な農林水産業の実現についてです。 新型コロナウイルス感染症の長期化により、国内では米の需要減少に拍車がかかっている一方、世界的には穀物価格が高騰しており、米の需給環境の改善を、食料安全保障の確立の観点から取り組むことが一層重要となっていると認識しております。 このため、先月、穀物の備蓄制度や、国産穀物に対する消費者の意識変革など、在庫解消にもつながる抜本的かつ効果的な対策を講じるとともに、輸入に依存している穀物を国産で安定供給できる環境整備を国に強く要望してきたところです。 県といたしましても、
新潟米の需要拡大の取組に加え、新たに、輸入に依存している農作物を県産に置き換えていくため、小麦代替としての米粉の消費拡大や、
令和5年産の麦・大豆等の作付拡大を支援してまいります。 また、園芸の振興については、戦略策定から3年が経過し、減少傾向にあった栽培面積や産出額が増加に転じておりますが、担い手や労働力の確保、生産性の向上などの課題があると認識しており、先日、有識者から、今後の取組方向を検討いただいたところです。 目標の実現に向けて、園芸を経営の柱とした経営体の育成や、生産の団地化など、県内外の先進事例を横展開しながら、関係機関と一体となって、着実に取り組んでまいります。 あわせて、県産農林水産物が消費者の信頼と共感を獲得し、県外や海外にも販路を一層拡大していくことも重要です。 このため、前
定例会で可決された
新潟県農林水産物のブランド化推進に関する条例に基づき、基本方針の策定と、県産農林水産物の付加価値を高める牽引役としての県推進ブランド品目を選定することとしており、先般、第1回有識者
会議を開催したところです。 今年度中の基本方針の策定等を目指し、引き続き検討を進めてまいります。 次に、交通ネットワークの整備についてです。 本県のさらなる拠点化の推進には、地域航空会社トキエアやコンセッションなどを通じた
新潟空港の活性化や、上越・北陸新幹線と在来線の直通運転化など、交通ネットワークの充実が必要です。
新潟空港の活性化につきましては、
新潟空港将来ビジョン検討協
議会において、昨年度より、
新潟空港の絵姿やその実現に向けた道筋を議論しているところであり、年度内を目途に整理してまいります。 在来線の高速化については、調査に着手したところであり、
新潟地域と上越地域のアクセス改善や、北陸新幹線延伸等を見据えた取組につなげてまいります。 また、えちごトキめき鉄道や北越急行、新たな経営体制で運航する佐渡航路などは新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けておりますが、
地域住民の大切な移動手段であり、維持確保及び活性化に向けてしっかりと取り組んでまいります。 第7点目は交流人口の拡大についてです。 国においては、外国人観光客の受入れを一部再開する方針を示し、添乗員つきのパッケージツアーの受入れが開始されたところです。 こうした流れをしっかりと捉え、民間事業者と連携して、本県向け訪日旅行の情報発信を強化するなど、インバウンドの回復に取り組んでまいります。 また、前
定例会において、
新潟県の石として
指定することを求める請願が全会一致で採択されたひすいは、歴史的にも文化的にも大きな価値があるものと考えております。 先月には、翡翠の「県の石」
指定に係る検討委員会が開催され、
指定は妥当であるという方向性が示されたところです。 今後、秋頃を目途に提出される
報告書を踏まえながら
指定に向けた検討を進めるとともに、県の内外に向けた魅力発信など、ひすいを活用した交流人口の拡大や、地域資源の魅力や保護などについて教育面での取組を進めてまいります。 次に、佐渡島の金山の世界文化遺産登録の実現に向けた取組についてです。 6月には、登録実現に向けて県民全体でさらなる機運醸成を図るため、世界遺産登録推進県民
会議の総会を開催するとともに、佐渡島の金山の文化遺産としての価値の国際的な理解促進のため、県としてパリのユネスコ本部で行われた展覧会に出展し、ユネスコ関係者などを対象に直接PRを行いました。 世界遺産の登録実現に向けて国や佐渡市と連携し、ICOMOSによる現地調査への対応などに、引き続き全力で取り組んでまいります。 第8点目は、北朝鮮による拉致問題についてです。 横田めぐみさんが拉致されて44年、曽我ひとみさんら5名の帰国から19年が経過し、拉致被害者やその御家族は御高齢となり、拉致問題の解決に向けてもはや一刻の猶予も許されません。 この5月に開催された国民大集会において、岸田総理大臣は自らが先頭に立ち、政府を挙げて全力で取り組むとの決意を述べられております。 県としても、5月に「佐渡島の金山」の世界遺産登録を実現する
議員連盟が佐渡を視察する際、曽我ひとみさんとの面談の機会を設け、国会
議員の
皆様に拉致問題解決に向けた働きかけを強く
お願いしたところです。また、6月に改めて国に拉致問題の早期解決を要望いたしました。 今後も
知事の会等と連携し、政府に対し拉致問題の解決や取組状況に関する情報提供を求めていくとともに、国の外交交渉を後押しするため、市町村長の会等と協力して県民集会をはじめ、機会を捉えて啓発活動を行い、引き続き県民世論の喚起に向けて取り組んでまいります。 続いて、提案しております主な議案について御説明申し上げます。 第80
号議案は、
一般会計補正予算案でありまして、総額43億6,395万5,000円の増額補正についてお諮りいたしました。 今回の補正は、先ほど申し上げたとおり、原油価格・物価高騰等の影響を受けている事業者等に対し必要な支援を行うとともに、エネルギー転換を含めた、脱炭素社会の実現に向けた取組に係る経費等を計上したところです。 その結果、補正後の予算規模は、1兆3,744億7,343万9,000円となります。 次に、その他の主な条例案件等について御説明申し上げます。 第82
号議案は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律の改正に伴い、新たに必要となる手数料等の新設を行うため、第84
号議案は、公職
選挙法施行令の改正に伴い、
知事選挙等における
選挙運動用自動車の使用等に係る
公費負担の限度額を引き上げるため、第85
号議案は、2050年カーボンゼロの実現に向けた戦略の策定に伴い、普及促進を図る対象車両を拡大・明確化するため、それぞれ、条例の所要の改正を行うものです。 次に、第89
号議案は、契約の締結をお諮りするものです。 次に、第90号から第92号までの各議案は、緊急を要するため、やむを得ず専決処分を行ったものについて、承認を求めるものであります。 すなわち、第90
号議案、第91
号議案はそれぞれ、
令和3年度
一般会計補正予算、
令和3年度
災害救助事業特別会計補正予算であり、歳入予算及び歳出予算ともに最終見込額または確定額を計上したものであります。 また、第92
号議案は
令和4年度
一般会計補正予算であり、国の総合緊急対策を受け、原油価格・物価高騰対策として緊急に必要な経費などを計上したものであります。 次に、第93
号議案は、
損害賠償額の決定について、お諮りするものです。 最後に、第94
号議案、第95
号議案はそれぞれ、県立加茂病院、県立吉田病院に係る
指定管理者の
指定について、お諮りするものです。 以上、主な議案の概要につきまして、御説明申し上げましたが、何とぞ慎重に御審議の上、各議案それぞれについて、御賛同を賜りますよう、
お願い申し上げます。
○
議長(
佐藤純君) お諮りいたします。 第80
号議案から第95
号議案までは、審査のため、
諸君のお手元に配付の議案付託表のとおり、各部門の
常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤純君) 御
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 〔議案付託表は付録に
掲載〕 ――――――――☆――――――――
△特別委員長
報告
○
議長(
佐藤純君) 人口減少問題対策特別委員長、新総合交通・防災対策特別委員長及び県民所得アップ対策特別委員長から発言を求められておりますので、順次これを許します。 まず、人口減少問題対策特別委員長の発言を許します。岩村良一君。 〔岩村良一君
登壇〕
◆岩村良一君 人口減少問題対策特別委員会における2月
定例会以降の調査経過について、御
報告申し上げます。 本特別委員会は、6月15日に
会議を開催し、交流人口、関係人口の拡大に向けた取組について調査を行いました。 最初に、
観光文化スポーツ部長から多様な地域資源を生かした交流人口拡大の取組について、
知事政策局長から関係人口の創出の取組についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。 1つ、企業版ふるさと納税制度のさらなる活用について。 1つ、東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンにおける相手国との継続的な交流支援について。 1つ、
新潟県総合計画の人口減少問題に関する達成目標の見直しを踏まえた今後の施策展開について。 1つ、本県にゆかりのある映画を活用した観光誘客について。 1つ、只見線の全線運転再開や国道289号八十里越の開通を見据えた新たな観光ルートの開発について。 1つ、地域おこし協力隊に関連して 1、隊員の増加に向けた取組について。 2、県版地域おこし協力隊と地元関係者の連携について。 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。 交流人口の拡大に当たっては、観光誘客はもとより教育旅行やスポーツ合宿の誘致が重要なので、経費の助成のみならず魅力ある着地型観光コンテンツの造成・磨き上げや受入れ体制の充実に向けて市町村や関係者と一体となって取り組むべきとの意見。 なお、本特別委員会は、去る4月25日、26日の両日にわたり、佐渡市における地域おこし協力隊の活動や定着状況等について行政視察を実施したところであります。 以上をもって、
報告といたします。
○
議長(
佐藤純君) 次に、新総合交通・防災対策特別委員長の発言を許します。沢野修君。 〔沢野修君
登壇〕
◆沢野修君 新総合交通・防災対策特別委員会における2月
定例会以降の調査経過について、御
報告申し上げます。 本特別委員会は、6月7日に
会議を開催し、人流を促す交通ネットワークの整備について調査を行いました。 最初に、
交通政策局長から県内鉄道・
新潟空港の充実に向けた取組について及び佐渡島の金山の世界遺産登録を見据えた県内観光の促進に向けた取組について、
観光文化スポーツ部長から佐渡島の金山の世界遺産登録を見据えた県内観光の促進に向けた取組について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。 1つ、佐渡島内における2次交通の充実について。 1つ、県の事業に参入しようとする事業者の適格性について。 1つ、佐渡島の金山の世界遺産登録に向けた機運醸成について。 1つ、富裕層向け観光ツアーの促進について。 1つ、鉄道に関連して 1、えちごトキめき鉄道の収入確保の取組について。 2、第三セクター鉄道の経営統合について。 3、
新潟・上越間のアクセス改善について。 4、北陸新幹線かがやきの県内駅停車実現に向けた取組について。 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。 地方鉄道については、地域公共交通としての役割のみならず全国的な鉄道網の一端を担っているので、沿線自治体と連携した利用促進策の検討はもとより運行継続に向けた支援を国に強く働きかけるべきとの意見。 なお、本特別委員会は、去る4月27日、28日の両日にわたり、佐渡汽船株式会社におけるみちのりホールディングスの出資を受けての経営改善計画の状況等について行政視察を実施したところであります。 以上をもって、
報告といたします。
○
議長(
佐藤純君) 次に、県民所得アップ対策特別委員長の発言を許します。柄沢正三君。 〔柄沢正三君
登壇〕
◆柄沢正三君 県民所得アップ対策特別委員会における2月
定例会以降の調査経過について、御
報告申し上げます。 本特別委員会は、6月1日に
会議を開催し、物価高騰及び円安進行が本県経済に与える影響を踏まえた対応について調査を行いました。 最初に、
産業労働部長から物価高騰及び円安進行の影響を受ける県内産業の課題と対応について、
農林水産部長から本県の農業及び水産業に与える影響と需要拡大に向けた取組について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。 1つ、適切な価格転嫁に向けた取組について。 1つ、消費の減少を踏まえた需要喚起策の充実について。 1つ、県内企業の賃金引上げに向けた働きかけについて。 1つ、県産農林水産物の需要拡大に関連して 1、海外への魅力発信の強化について。 2、円安のメリットを生かした輸出拡大への支援について。 3、県産小麦及び米粉の生産拡大に向けた取組について。 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。 県内事業者への支援に当たっては、現下の国際情勢に起因した物価高騰及び円安進行による負担を軽減させる必要があるので、必要な価格転嫁を行いやすい環境づくりや電力値上げの影響緩和策の検討などを機動的に行うべきとの意見。 なお、本特別委員会は、去る4月19日、20日の両日にわたり、株式会社バイオパワーステーション
新潟における木質バイオマス発電事業等について行政視察を実施したところであります。 以上をもって、
報告といたします。 ――
――――――☆――――――――
○
議長(
佐藤純君) お諮りいたします。 議案調査のため、明7月13日は本
会議を休会いたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤純君) 御
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ――
――――――☆――――――――
○
議長(
佐藤純君) お諮りいたします。 次会は、7月14日午前10時から開くことにいたしたいと思います。これに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
佐藤純君) 御
異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ――
――――――☆――――――――
○
議長(
佐藤純君) 本日の
議事日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。
△午後2時15分散会...